子供時代に読んだことある人は是非大人になってから絶対もう一度読んでほしい。
若い「自分」と年老いた「自分」。どちらにも感情移入せざるを得ない驚くべき作品
個人的好き度:
★★★★☆
著者
藤子・F・不二雄
発表年
1978年(昭和53年)
初掲載雑誌
小学館 「ビッグコミック」
所感
とあるホームレスが、とある時刻、タイムリープを行う。向かった先は27年前。
当時敷かれたレールを踏み外し、愛した女性のもとに向かう自分自身(バカ)を諫めるつもりだった。
その人生を歩んだ結果が今のこの老いぼれじじいだぞと。
老人はなんとかホームレスになる自分自身の未来を変えようと試みるが・・・。
子供や若者時代にこの作品を読んだことある人は是非大人やいい年になったあとでももう一度読んでほしい作品です。
私は昔読んだときはあまりピンとこず、普通の面白さだなと思いましたが、ある程度年を重ねた今読んでみると、全く違う評価となりました。
大人になるというのはこういう感性を持つということなんだなと実感しました。
若者の主人公と老いぼれた主人公。どちらも同一人物にもかかわらず価値観が全く違う。なのにどちらにも感情移入してしまうという、経験したことない奇妙な感覚に陥る作品です。
掲載書籍
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス 愛蔵版(4) (書籍扱いコミックス単行本)
藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス(4) パラレル同窓会 (ビッグ コミックス)
藤子・F・不二雄大全集 SF・異色短編 2
ビッグコミック×藤子・F・不二雄SF短編集 上巻 (ビッグコミックススペシャル)
藤子・F・不二雄SF短編集4 未来ドロボウ
箱舟はいっぱい (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集3〉)
藤子不二雄SF全短篇 (第3巻) 征地球論
外部サイト